脳卒中、リハビリ開始時期で機能回復に大きな違い

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脳卒中、リハビリ開始時期で機能回復に大きな違い

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2018/07/13 脳卒中、リハビリ開始時期で機能回復に大きな違い

脳卒中のリハビリの進め方

脳梗塞や脳出血をはじめとする脳卒中のリハビリテーション(以下、リハビリ)は3つの時期に分けて実施されます。

発症から約2週間までが 急 性 期 です。通常この時期からリハビリを開始致します。

発症から3~6ヶ月までが 回 復 期 です。

リハビリ専門の病院に移って訓練を行います。

退院後が 生 活 期( 維 持 期 )です。

患者さん本人の希望や症状に応じ、介護老人保健施設などに入所、あるいは自宅にてリハビリを継続します。

(出典:Indredavik B,et al. Stroke. 1991)
脳卒中ユニットの利点:ランダム化比較試験。
Indredavik B 1 、 Bakke F 、 Solberg R 、 Rokseth R 、 Haaheim LL 、 Holme I。

著者情報

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ノルウェートロンハイム大学病院医学科。

概 要

無作為化比較試験では、急性期脳卒中患者110例(脳卒中1例、110例)の臨床転帰を比較した。

性別、年齢、婚姻状態、病歴または入院時の機能障害に関して、これらの群の間に有意差はなかった。

結果は、脳卒中後6週および52週に、家庭における患者の割合、施設内の患者の割合、死亡率、

および機能状態によって測定された。 6週間後、脳卒中ユニットに無作為化された患者の

56.4%および一般医学病棟に無作為に割り付けられた患者の32.7%が自宅にいて(p = 0.0004)、

52週後にそれぞれ62.7%および44.6%が自宅にあったp = 0.002)。 6週間後、

脳卒中ユニット患者の36.3%および一般医療病棟の50.0%が施設内にあった(p = 0.02)。

52週後、それぞれ12.7%および22.7%が施設化された(p = 0.016)。

6週間後の死亡率は、発作単位群では7.3%であり、一般医療病棟群では17.3%であった(p = 0.027)。

52週後の死亡率は、脳卒中ユニット群で24.6%、一般医療病棟群で32.7%(有意差はなかった)であった。

機能状態は、6週間後および52週間後の脳卒中ユニットで治療された患者の方が有意により良好であった。

我々は、脳卒中単位の急性脳卒中患者のケアは、一般的な医療病棟における治療と比較して臨床転帰を改善すると結論する。

 

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